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  • 64.股(もも)の相


股(もも)を論ず

・正座した時、腰から下が豊かで正しく観える者は、吉とする。必ず僕(しもべ、=家来、部下)を使う。また、貴人の場合は股肱(ここう、=最も頼れる)の臣下を得る。
 
・正座した時、腰から下が乱れている(安定していない)ように観える者は、必ず奴僕(ぬぼく、=家来、部下)に縁がない。もし奴僕がいたとしても、役に立たない。また、腰から下が淋しく観える時は、自ずと身代(しんだい、=財産、身の上)が衰えるか、あるいは破産する。
 
・股は丹田の従者である。ゆえに、股は股肱の臣下に属す、とする。よって、奴僕の有無を判断する。また、臣下が衰えればその家は自ずと衰えるものである、と言う。