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  • 60.腹の相


腹を論ず

・腹が丸く豊かに観える時は内心も豊かで、大抵は身の治まり(≒安定)も良い。
 
・大体において、腹が丸く豊かになる時は、その身の位(≒身分)が大方定まっている、と判断する。ゆえに、腹が大きい者は、その後大きく発展する事がない。
 
・腹がないように観える者は、身の治まりにおいて未だ安堵出来ない。
 
・腹が豊かになるに随(したが)って、自ずと運が開く。腹の相が悪い間は運が良くない。また、体が弱い者も同様で、腹の皮が厚くなる(=肉付きが良くなる)に随って自ずと運が良くなる。皮が薄い間は運が良くない。
 
・腹は水に応じ、腎に属す。また、腎は身に潤いを与える。ゆえに、その体の強弱、運気、貧福を司る。