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  • 45.手指の相

指を論ず(図参照)


・親指を大きく開いて手を差し出す者は、親に縁が薄い。親への恩を未だ送らぬ人である。
 
・人差し指と中指の間を開いて手を差し出す者は、頼りになる他人がいない。また、他人と末長く付き合う事が出来ず、自ずと縁が切れる。逆に、少しも開かず、ぴったりとくっつけて手を差し出す者は、他人との関係が良く、他人の世話が多い。
 
・中指と無名指(=薬指)の間に隙間がある者は、妻縁が変わる。また、頼りになる親族がいないか、あるいは親族との縁が薄い。逆に、少しの隙間もなく、開いていない者は、夫婦の関係が良く、親族に縁がある。
 
・小指を開いて手を差し出す者は、子に縁がない。あったとしても、頼りにならない。逆に、開かずぴったりとくっつけて手を差し出す者は、子に縁がある。
 
・五指を離れ別(ばな)れにして手を差し出す者は、その当時は心が定まっておらず、迷いがあると判断する。逆に、五指をぴったりとくっつけて手を差し出す者は、その当時は心に締まりがあり、分別(≒理性的な判断)がある。
 
・手をすぼめたようにして差し出す者は、心が小さく、物事を心配しやすい。逆に、指を広げて反らすようにして手を差し出す者は、必ず望み事が大きく、心は健全である。
 
・中指と人差し指の付け根に少しでも隙間が出来る者は、他人に関しての損失が多い、と判断する。
 
・中指と無名指の付け根に隙間が出来る者は、親族に関しての損失が多い。また、親族の世話が多い、と判断する。
 
・五指全ての根元に隙間が出来る者は、必ず家を駄目にしたり、破産する。また、財宝を貯え難い。だが、倹約の心がある者については判断しない。
 
・以上に記した指の観方においては、何気なく手を差し出させる事と、肘あるいは脈の所(≒手首)を観るふりをして、その瞬間に指が開いているか否かをよく観る事が重要である。
 

図のように、中指(の先端)を自分の体、顔とする。ゆえに、中指の先端が仰向いているような者は、志が高い。逆に、うつむく者は志が低く、器量がない、と判断する。
 
・中指の先端が無名指の方へ傾き、見下しているように観える者は、親族の上に立つ。
 
・中指の先端が人差し指の方へ傾き、見下しているように観える者は志が高く、必ず他人(ひと)の上に立つ。
 
・人差し指が中指にもたれる(=寄り掛かるように曲がっている)ように観える者は、必ず他人を世話する事が多い。
 
・無名指が中指にもたれるように観える者は、親族を世話する事が多い。
 
・中指の先端が左右に曲がっておらず、少し仰向いているように観える者は、他人に頼る事なく、自分で考えて行動する人である。また、中指の先端が左右にもたれず、正面を向く者も以上に同じである。